福岡市のそうごう薬局で10月より認知症カフェを開設 ~住み慣れた地域で安心して暮らすための支援を推進~

2018/12/03 お知らせ

当社グループの総合メディカル株式会社(代表取締役 社長執行役員  坂本 賢治)は、福岡市のそうごう薬局で、認知症の人やそのご家族への支援、地域住民への認知症啓発促進、認知症早期対応への貢献を目的として、「すまいるカフェ@そうごう」を開設しました。

本件は、福岡市が取り組む「認知症フレンドリーシティ・プロジェクト」の1つである認知症カフェ開設支援事業の参加団体として取り組むもので、薬局としての参加は当社が唯一となります。取り組み1年目は、地域住民に薬局は認知症について気軽に相談できる身近な場所であることを周知し、2~3年目は、相談対応を継続しながら、認知症早期対応、早期治療につなげる取り組みを充実させていく予定です。

取り組み概要 
  1. 開設店舗:そうごう薬局3店舗(天神中央店、石丸店、野方店)で月に1回ずつ巡回
  2. 開催日:毎月第3土曜日 14:00~16:00
  3. 内容
  • 薬剤師、キャラバン・メイトなど専門家による相談対応
  • 認知症について正しく理解するミニ講座
  • 認知症についての情報交換、気軽に対話ができるカフェタイム
※キャラバン・メイトとは、学校・地域・職場など、認知症に対する正しい知識と具体的な対応方法を広めるための講座「認知症サポーター養成講座」の講師役を指します。キャラバン・メイトは、「認知症になっても安心して暮らせるまちづくり」に向けて、関係機関・組織・団体などへの働きかけ、協力・連携体制づくり、ネットワーク化の推進、地域のリーダー役を担うことも期待されています。スタッフの中には、サポーターからこのキャラバン・メイトとなるケースもあり、認知症サポーターの養成にも貢献しています。
当社グループは、2014年から薬局店舗において「認知症サポーター」を養成しており、本取り組みは「認知症サポーター」としてのさらなる活動の機会ととらえています。現在、およそ2,700名の「認知症サポーター」が全国の薬局店舗に在籍しており、認知症の人への早期対応をはじめ、地域住民の「かかりつけ薬局」となる開かれた薬局づくりに向けた活動をおこなっています。
当社グループは、今後も地域にお役に立てるさまざまな取り組みをとおして、皆さまの健康をサポートしてまいります。

(ご参考)

「認知症フレンドリーシティ・プロジェクト」について

福岡市では、人生100年時代を見据え、誰もが心身ともに健康で自分らしく生きていける個人の幸せと、持続可能な社会を両立できる健康社会のモデルをつくるプロジェクト『福岡100』を産学官民“オール福岡”で推進しています。『福岡100』の取り組みのひとつとして、認知症の人が住み慣れた地域で安心して暮らせるよう、さまざまな事業をとおして「認知症フレンドリーシティ・プロジェクト」に取り組んでいくこととしています。

[福岡市]認知症フレンドリーシティについて
http://www.city.fukuoka.lg.jp/hofuku/dementia/health/00/04/ninchisyoufriendlycity/ninchisyoufriendlycity.html

社会的背景
厚生労働省の発表によると、団塊の世代が75歳以上となる2025年には、認知症の人は約700万人にのぼると推計されています。同省が2015年1月に策定した「新オレンジプラン」(認知症施策推進総合戦略)では、認知症高齢者にやさしい地域づくりに向けて、医療・介護・住まい・生活支援など包括的にケアすることが求められ、新たに薬剤師に対しても認知症対応力を向上させることが体制整備として明記されました。さらに2017年7月に同プランが改正され、地域における認知症の早期診断や初期対応を担う「認知症初期集中支援チーム」編成に、薬剤師を含む専門職種が具体的に明記されました。薬剤師には、服薬指導などを通じ認知症の疑いがある方に気付いて、かかりつけ医等と連携して対応するという早期発見における役割が期待されています。
2018年8月29日プレスリリース

全国のそうごう薬局で認知症への早期対応力向上に向けた取り組みを強化 
~薬局スタッフ向け「Smile Book~認知症早期対応手順書~」を作成~ 
https://www.sogo-medical.co.jp/topics/view/4312